Wednesday, September 19, 2012

履修申告:23:59:59のパニック

Bonsoir!

もの凄く寒くなって来たモントリオールから、こんばんはー!



ということで早速ブログの更新が怠ってしまいました。

さてさて、2週間のショッピングウィークが終わり、
9月18日23:59:59に履修申告が終わりました。


SFCでの過去5回の履修申告を全て5分前に出していた私は、
マギル大学でもギリギリでした。


マギル大学では、ほとんどの授業が週3時間で、
普通の学生は4、頑張り屋さんは5授業履修するそうです。
なので留学生は4つにするべきとアドバイスを受けました。


そしてショッピングウィークでいろんな授業を片っ端からのぞいていた

欲張り人間山口は、


履修申告〆切30分前の時点で、授業6つ。

履修申告〆切10分前、苦渋の選択で5つ。

履修申告〆切1分前、選べず図書館でパニックになる私。















履修深刻〆切・・・

選べず5授業履修してしまいました。



一緒にいてくれたさおりが「やらない後悔より、やった後悔」という
名言を私に教えてくれ、自分が選択してしまった答えを正当化することに専念しました。

ちなみにさおりは携帯なくしたことに気づかず見つかったり、
食べ物運がなかったりと相変わらず元気です:D














脱力感、不安、プレッシャーと、どことなく吹っ切れた感に浸りながら家に帰宅し、
フラットメートに5つ授業選択したことを伝えると、


"You gonna die! haha"


と一言。


・・・。涙




ほとんどの授業において毎回30ページ程のリーディング。
そして既にビハインド気味な状況。

「私、やばい。ひー!」
「いや、でも死にものぐるいで勉強するために留学に来たんだから、良いんだ。ひー!」
「いや、やばい。冷静に考えてやばいぃいいひーーー!」
「大丈夫!何とかなる!ならん!ひーーーーーー!」

なーんて自分の中での葛藤が始まり、
いつの間にか自分が立っていた大地がさけ、
津波が押し寄せてきて、
全力疾走で走り・・・
って気づいたら朝でした。

夢占いってあるけど、ここまで現実を反影するとはびっくり。


ということでげっそりしたまま大学に行き、
会う人会う人に5個授業選択してしまったことを相談すると、

"That's good, you are challenging yourself! I take 5 courses too!"



なーんて言ってくれたのは一人で、残り多数はというと







"Haha, you gonna die!"

・・・。



そして周りにあきれられるくらい図書館でうなりながら悩んだ結果、

授業を1つ、公式取消することにしました。

成績表に授業名は載っちゃうけど、成績はつかず、GPAにも何の問題もないそうです。


留学早々やらかしてしまいました。

いい加減学べ、私。


ひー!


ということで今学期は4つの授業を履修することにしました!
・Social Problems(社会問題/社会学)
様々な社会問題を経済的、政治的、文化的、社会的側面から科学的に追求してく授業。
教授がなんと・・・格好良すぎてどうしよう・・・ふー!
・Social Psychology(社会心理学/心理学)
人間行動が周りの状況に大きく影響されることを前提とした心理学。
集団行動とか消費者心理とかに適用されてるっぽい。教授が可愛いおじちゃん。
・Current Problems in Economy(経済の現代問題/経済学」)
気候変動からの食料の需給バランスをテーマとした経済学入門。
教授が面白くて、分かり易いけど、えぐい。
・Deviance(逸脱/社会学)
ノリと教授の素晴らしさで履修してしまった・・・逸脱!
先日「逸脱者になってこい」っていう演習があったので、また書きます。



留学後、卒論を書くことを念頭に置きながら過ごしたこの履修期間。
テーマにしたい内容が2つあって、これもまた悩み中。


・感情論、偏ったデータ、横文字で語ってきてしまったフードロスっていう1つの社会問題を社会学をベースに科学的に検証して、飢餓とフードロスが発生しない社会システムをソーシャルマーケティングを活用して提案(ざ・ソーシャル♡)

OR

・人レベルでのグローバリゼーション/異文化交流・理解をテーマに何かひとつ
(ざっくりすぎるけどAO入試の時の内容。留学して異なるバックグラウンドを持つ人とふれあうと、やっぱりこっちの興味が復活してくる・・・)

っていう2つで悩んでます。うむ。

まぁ悩む時間はたっぷりあるので、悩みます。はい。


ということで履修選択も無事に終わり、

習い事でベリーダンスを始め(笑)、

友人に誘われサッカーチームに入り、

一回言ったサルササークルが楽しかったので入るかもしれず、

そしてフードセキュリティーをテーマに活動してる学生団体に入る予定なこれからの私。






まじ、学べ私。


ということで、明日からは課外活動の取捨選択を始めたいと思います。

ちゃんちゃん!



Saturday, September 8, 2012

怒濤の新歓「FROSH」②


Bonsoir!

本日かれこれ7時間ほど図書館にこもってます。

北米の大学は大量の本を読まされるって噂にも聞いていたものの、
こんなにも読まされるとは・・・
それも完璧に教材が分からないと授業についていけず、
3ページを1時間くらいかけて読んでます。

ちなみに週末に100ページ以上の文献が宿題として出されています。

白目。

ということで休憩がてらブログ更新!




大量のお酒と意味不明なゲームとノンストップダンシングにおろおろ、びくびく、常時白目だった私ですが、ボートクルーズからようやく楽しみ方が分かって来たFROSH2日目の私。
ということでFROSH後半編を書きたいと思います!

前半はこちらからどうぞ:)

■3日目
朝の8時に大学に集合させられ待つこと2時間半。まさかの2時間半。
黄色のスクールバスが大量に到着し、全学部の新入生がバスに詰め込まれました。

というのも・・・


本日はFROSH最大イベント「BEACH DAY!




ビールを飲みながら40分、バスが着いた先は、




まさかの池だった。


がしかし、水をテーマにしたアミューズメントパークらしく、水上スキーなどのマリンスポーツが出来る施設やプール、ウォータースライダー、人工砂浜、そしてダンスフロアがありました。

↑Ibiza...川井田はスペインで元気にやっているのでしょうか。w

先日のボートクルーズに引き続き、本日もマギル大学で貸し切り。

ということで朝の11時からビールやショットを飲みまくる学生達。

今回は休戦出来る場がないので、私は腹をくくって参戦しました。

↑仲良くなったジャイル、ローラ、ヒラリー!



疲れても、ふらふらしても、
私にはひたすら踊り続ける選択肢しかありませんでした。
そしてあっという間にこんな人ごみの中でもみくちゃにされました。






その結果・・・











私、開花。



ヒラリーに担がれながら、騒ぎまくりました。

いやーーー人生最大に踊り狂いました。

この写真永久保存します。




結局夕方の5時までBEACHで騒ぎ倒した後、

一旦帰宅し、Pre Drinkへ。

ちなみにPreDrinkとは日本で言う宅呑みみたいな感覚で、
クラブやイベントに行く前に程よく酔っぱらうためのパーティーです。

↑今回はこんなオシャレなお家

持ち物は自分が呑むお酒。
モントリオールの場合、殆どのビールが6本からしか買えないので、6本入りの瓶ビール又は一人ワイン一本を持っていきます。
それを全部一人で飲んじゃうこっちの人。何者。強者。


↑ジュリアとナタリーと私のマッチョな足。

はい、ということで素敵なお家でのPreDrinkの後にし、
ナイトライフがカナダ1とされているモントリオールのクラブへ!


今日の会場はブラックライトが装飾されているクラブで、これもまた大学かしきりでした。日本と違って、モントリオールのクラブではTOP30HITが流れるのではなく、テクノやエレクトリカルミュージックが流れます。それに合わせて呑んで踊り狂う学生達。

私も友達と朝方まで踊り狂い、帰宅。

今回は一度も休戦しなかった私。成長。



■4日目

とうとうFROSH最終日・・・

午前のイベントは大学の芝生の上でビール飲みながらピクニック!

がしかし、私は昼過ぎ起床。

ということでこの日はルームメートと一緒にブランチを作って、
休んで、夜のイベントから参戦することに。


夜のイベントはというと・・・

ビルの最上階貸し切りパーティー!



バーはもちろん、ボーリング、ビリヤード、ゲームセンター、
そしてライブハウスが合体した会場でのパーティーでした。

始めは友達とお酒を呑みながら、まったり。

↑同じ慶應からの派遣生さおりと、さおりのルームメートビアンカ。


 派遣生のみなさん、さおりは元気です。w


そしてライブミュージックが始まってからは踊り狂いました。

DJだったり、ロックミュージシャンだったり。

この日も夜遅くまでParty Hard!




そして、ようやく4日間の怒濤の新歓FROSHが幕を下ろしました。







感想:
私、お疲れさまでした。(切実)
でも、楽しかったぁあああああ!!!



この一週間、主食?が基本的にビールかウォッカで、あまりにも周りの学生が水のようにお酒を飲んで踊り狂うので、カルチャーショックを受けました。
何度日本に帰国したいかと思ったことか。。。

でもこの4日間でマギル大学のお酒文化より驚いたことは、
どれだけチャラそうに見える学生でも、
みんな賢く意欲的で学びに対して真剣だということ。



お酒を呑みながら知らない人に話しかける時に、
Which faculty are you in?(何学部?)
という質問で会話が始まるのですが、アカデミックな話になったとたん、自分の夢だったり大学に期待すること、自分の学習に対する姿勢や考え、目標など、
流石カナダで一番の大学だけあって、学ぶことに対して貪欲な学生ばかりでした。






"McGill University is always ranked as one of the top university in the world.
At the same time, we are also ranked as one of the top "partying" university in the world.
It is MY job to keep the ranking in academic prestige, 
but it is YOUR job to keep the ranking in partying.
So students, Study Hard and Play Hard. Welcome to McGill."


オリエンテーションの時に学部長が言っていた言葉。

ざ・メリハリ。

きっとParty Hardの面はFROSHを通して少しは学んだはず。

ということで、これからはStudy Hardの意味を学び、
実践していけたらなと思います。






以上、FRSOHレポート後半戦でした:)

ちゃんちゃん!

Thursday, September 6, 2012

怒濤の新歓「FROSH」①


Bonjour!
さっそく今日から大学が始まりました!
履修登録に出遅れたため、授業がちゃんと履修出来るか不安ですが、いろんな授業に潜りながらSFCで言うショッピングウィークを楽しんでいます。

さてさて、大学自体は9月5日から始まった訳ですが、実は一週間前から大学ではオリエンテーションと、「新入生歓迎会」が行われていました。

日本で新歓と聞くと、サークルの新歓を思い浮かべますが、
マギル大学(または北米)では少し違います。

なんと、「大学全体」で新入生、編入生、留学生を歓迎するイベントがあるのです。

その名はFROSH」。

FROSH

FROSH

FROSH



FROSHをざっくりと説明すると、4日間
思いっきり朝からお酒を水のように飲んで、
街中を大学のエールを叫びながら徘徊して、
夜が明けるまで踊り狂う、大学公式のイベントです。



参加はあくまでも任意ですが、ほとんどの学生がこのイベントに登録します。

参加費を払うと、FROSHグッツ一式と、4日間とっては行けないブレスレットが付けられます。

↑途中から、"手錠"にしか見えませんでした...理由は後ほど。

FROSHグッツには様々なお店やバー、イベントのチラシの他に、文房具や大学グッツの他に、FROSH-Tシャツ、帽子、ビールカップが入っていました。


このグッツとともに、私は4日間のPARTY HARDを経験しました。

■1日目
昼過ぎ、集合場所の中庭に行くと、Tシャツと帽子を身に纏い、手にビールカップを持った学生であふれかえっていました。すると、別の色を来た上級生の学生がいきなり押し寄せて来て、強制的に10〜30人のグループに分けられました。
10〜30人のグループが50程つくられ、FROSHはスタートしました。




 FROSHの初のイベントはPop Crawlでした。Pop Crawlとはずばり、モントリオール中のあらゆるバーに行ってビール又はテキーラショットを飲みまくるイベントです。ちなみに始まったのは昼の2時。私冷や汗。

↑大学から街にくり出す学生たち


・ビール缶に小さな穴をあけ、そこからノンストップで飲む
・ビール一気をし、飲み終わったらカップをひっくり返す
・パートナーのおへその上に置いてあるショットを口だけで飲む
などなど、それぞれのバーで異なるゲームや飲み物が用意されていました。
行ったバーの数は10箇所程。
私絶句。白目。ふらふら。
ガンジス川で泳いだ時以上に恐怖を感じたとともに、日本のテニサーが可愛く思えました。

Pop Crawlの後は上級生の家でPre Drinksがあり、そのままクラブへ。私はお酒の飲みすぎとカルチャーショックで精神的なダメージを受けたので、即効帰宅しました。

■2日目
2日の午前、大学の中庭には沢山のBouncing Castleが用意されていました。

その横には大量のビールテント。
↑配布されたビールカップ

この日の午前はビールを飲みながらトランポリン(みたいなの)で遊ぼうというイベントでした。私、白目。このイベントは怖すぎてさぼりました。ここら辺で私のカルチャーショックとホームシックはピークを向かえ、ずっと図書館にこもってパソコンをいじってました。


午後はCruisingと予定表に書いてあったのですが、あまりにも飲みイベントばかりなので、正直さぼる気満々でした。が、参加費がもったいないということで友達と参戦を決意。そしたらまさかのマギル大学Arts学部で豪華遊覧船貸し切り。

↑海みたいな川

DJの音楽と共に踊り狂う学生を乗せた船がモントリオールを囲う大きな川を遊覧しました。

 ↑出発


↑夕日:)

 ↑船から見えたモントリオールの夜景

↑HILARIOUS.


もう、気分は最高でした。
ディズニーランドのTTの真似しそうになったくらい、最高でした。

そしてこの日も先輩の家でPreDrinkからのクラブという流れでしたが、さすがに疲れたので休戦しました。


以上、怒濤のFROSH前半戦でした:)

ふー。

私は元気です。